お客様の課題
クレジットカード会社としてQSAの審査を受けPCI DSS準拠が必要な会社でした。
カード会員データ保持するシステムにおいては、コンサルを雇い準拠に対して費用をかけて対応を行いましたが、それらシステムの運用管理するシステム(それらのシステムからデータをもらい管理するシステム、統合アカウント管理やログサーバ)については対応をしてなく、それらをDSS準拠するために要件に合わせ準拠までの対応を行いました。
納品物
◆関連文書書作成
- 各設計書の修正/それら作業対応の管理(作業はベンダーにて実施)
- PCI DSS要件に沿った対応施策の設計書作成
- 代替コントロールの策定
- PCI DSS業務要件設計書
- 審査時の対応内容表(将来の審査で他メンバが回答できる為の文書)
◆QSA 審査対応
- PCI DSSの要件に沿った、改修内容や対応策の説明を実施し、準拠まで対応を実施しました。
ソリューションの特徴
プロジェクトの予算としては、カード会員データを管理するシステムに予算を使い切ってしまい、予算をかけずに準拠する事が第一目的として挙げられていました。
そのため、大幅なシステム更改や機器やソフトの導入が見込めず、現行システムで準拠できるように作業を考えたり、代替コントロールの作成を行いました。
対応範囲
役割:
プロジェクト管理全般(カード会員データを保持するシステム以外)
フェーズ:
全フェーズ対象
PCI DSSの3.2 並びに3.2.1 の要件理解。
それに伴う対応方法の検討/実現と出来ない場合の代替コントロールの策定等