──入社6年目を迎え、入社からいままでを振り返って思うことを聞かせてください
丸山
まだまだ6年目、されど6年目という感じですね。中堅ともいえますし、技術革新のスピードを感じる中でまだまだ伸びしろはあると感じています。
北隅
エンジニアって仕事は本当に面白いなと、あらためて思います。同じことを繰り返すルーティンワークもあれば、そうした業務を効率化するために新たな技術を学ぶ楽しさもあります。どんな環境でも、工夫次第で成長の機会を見つけられることがこの仕事の醍醐味だと思いますよ。
小西
入社直後に参加した座談会の記事を見返すと(※リンク)、若手の意見を積極的に取り入れ、活躍できる環境をつくることの大切さをあらためて感じます。どの業界もエンジニア不足が課題ですが、だからこそ会社の成長には新しい世代の力が不可欠。私自身、未経験からエンジニアに転身した経験があるからこそ、若手が直面する課題を理解し、改善に向けた提案を続けていきたいですね。
――北隅さんも小西さんと同じく未経験入社ですよね。もともと農業に携わっていたとか?
北隅
高校卒業後、農業系の専門学校に進み、3年間レタスやキャベツの生産に携わっていました。その一方で趣味として自作パソコンを組み立てたりしていましたが、完全に好きなだけの人。実務経験はなかったので、研修制度が整っている会社を探す中、インフラに強いリューズに興味を持ったんです。
丸山
なんでインフラエンジニアを選んだんですか?
北隅
農業とエンジニアには共通点があると感じたんだよね。農業では土壌を整え、作物が育つ環境を作ることが大切。それと同じようにインフラエンジニアはシステムやネットワークの土台を構築し、安定稼働を支える役割を担う……なんていうと後づけに聞こえるかな?(笑)
丸山
面白いですね!私はもともとメーカーの機械系エンジニアとして働いていたんですが、キャリアの先が見えてしまった感じがしてIT業界への転職を考え始めました。その中でもますます需要が高まると感じたセキュリティ分野に挑戦したんです。
小西
リューズを選んだ決め手は?
丸山
転職エージェントの担当者に、「セキュリティを学ぶなら、まずインフラの基礎を固めるのがいいですよ」とアドバイスをもらって、《未経験 インフラエンジニア》という検索キーワードにヒットしたのがリューズでした。最終的に選んだ理由は、セキュリティやクラウドなど将来性のある分野で新しい技術に触れられる環境に魅力を感じたから。他社の選考も進んでいましたが、社内の雰囲気のよさも背中を押してくれました。
小西
私の決め手は、充実した研修制度と基礎から学べる環境が整っている点かな。最初は、勉強熱心で成長が早い人こそがエンジニアに向いていると考えていましたが、今では「変化を楽しめる人」が活躍できる場であることに気づきました。
北隅
それ、すごくわかる!エンジニアとして成功するためには、技術や知識の向上も重要だけど、変化に柔軟に対応して新しい挑戦を楽しむ姿勢が大切だね。決められた手順を淡々とこなすのが好きな人もいるけど、それ以上に「同じことの繰り返しを嫌う人」も多い。僕もまさにそういうタイプです(笑)。
丸山
私は新しい課題に取り組みながら効率化する方法を考えるのが好きなので、構築業務の中で変化を生み出せる部分にやりがいを感じます。手作業で行っていた業務をツールを使って自動化し、大幅に作業時間を短縮させる仕組みを作ったこともありますよ。
――逆にこれまでの経験で、苦労したトピックがあれば教えてください
小西
ある大学で、メールソフトの動作について「以前の大学では問題なかったのに、こちらではうまく動かない」というクレームがありました。技術的には問題がないことがわかっていてもそれを説明するのが難しく、対応に困ってしまい……。
北隅
当時同じプロジェクトにいたので覚えています。最終的には言葉でなく、メールソフトの挙動がわかる動画を作って、それを見せながら説明することで納得してもらいました。
小西
どれだけテクノロジーが進化しても、最終的にサービスを選択して利用するのは「人」なので、技術的な内容をわかりやすく伝える力は今後ますます重要になるかもしれませんね。
――その他になにか、気をつけていることはありますか?
北隅
一番大事にしているのはエビデンスを残すことです。私が担当している銀行案件では、お客様が「過去に同じ作業をした実績があるか」を非常に重視します。そのため、作業を始める前にまず過去の記録を確認することが欠かせません。
丸山
言った言わないのトラブルを防ぐためにも、メールやドキュメントで証拠を残すのはたしかに大事。私自身、過去のエビデンスに助けられたことは何度もありますよ。
北隅
お客様の性質上、セキュリティ要件が非常に厳しく、ミスが許されない環境です。作業した内容をログとして記録し、必要に応じて共有するなど、確実な作業を行うために注意を払っています。
小西
いまの現場ではLinuxサーバーを扱っているのですが、どういった経緯で設定を変更したり、お客様からの質問にどう具体的に対応したかは、私がいなくなった後でもわかるようにしています。既存環境を壊さないよう慎重に作業するのは、ホント言わずもがなで大事ですよね。
北隅
現在稼働中のシステムに機能を追加する作業では、頻繁に細かな設定変更が求められます。そのため、過去の設定を崩さないように細部にまで注意を払い、慎重に作業を進めています。ミスなく進めるためには確かに経験が必要ですが、単に長くエンジニアとして働いているからといってそれが保証されるわけではありません。重要なのは、日々の作業を通じて何を学び、どのように成長しているかという意識を持つことだと……強く感じています!
丸山
リューズには技術のキャッチアップにも自己成長にも、すごく前向きなメンバーが集まっているので、自分の“これから”をイメージする上で本当にポジティブな刺激が多いです。今後は新しいプロジェクトや技術に積極的に関わりながら、マネジメントスキルを高めていきたいですね。そして、最終的には組織全体を支える存在として貢献できるよう努力していきたいです!