──未経験入社でリューズに入って1年目、2年目の皆さん。まずは入社のきっかけを教えていただけますか?
小西
私はもともと料理人。調理師免許をとって、レストランの調理場や高級料亭で働いていましたが、ハードワークが続き、自分のペースで働きたいと思い、違う道に進むことにしました。自分としては向いてると思っていたエンジニアになろうと一念発起したんですが、いざ転職活動を始めてみて……簡単じゃなかったですね。
中村
どんなところが?
小西
とにかく選考にまでたどりつかない! 転職サイトで会社を探しても、書類選考で落とされ続けて……結局50社以上は送ったんじゃないかな。そうした中でエンジニアとしての教育と就職・転職支援をサポートしてくれるサービスを通じてリューズと出会ったんです。
中村
僕もITは完全未経験。それどころか社会人として働いたこともなかったので、ビジネスマナーやコミュニケーションの部分で苦労しました。調べて、聞いて、試してみてということを、まわりの人たちにサポートしてもらいながら一つ一つ取り組めたのがよかったですね。できないことを責めるのではなく、純粋に応援してくれる人たちに囲まれていました。
山岡
僕も《20代後半/未経験OK/研修の充実》というキーワードで会社探しをしました。リューズの決め手は第一印象の距離感でしょうか。1回目の面接から「システムインテグレーターとは何か」「エンジニアとは何をする仕事なのか」「業界におけるリューズの役割・立ち位置は」といったことを説明してもらって、時間をかけて検討できたのが安心感につながりましたね。
──とはいえ最初は皆さん不安なこともあったと思いますがいかがですか?
山岡
打ち合わせに参加させてもらっても、聞いたことのない単語が飛び交っていて議事録をとるのも大変だったなあ。SEだったら広く一般的なことなのか、特定の分野にかぎられたものなのか、資料を読みこめば理解できるものなのか全然判断できませんでした。
小西
でもそれってしょうがないと思う。先輩はずっと「誰にでも“最初”はあるから」と励ましてくれましたし、とにかくメモをとって、「こういう理解で合ってますか?」といちいち確認するようにしているうちに、話についていけるようになりました。
中村
あとは環境のチカラも大きいと思います。スタッフ一人ひとりの意見が、代表を含めてまわりのメンバーに届きやすいので、お客様先で働くことになって物理的な距離があっても、報告会やイベントで顔を合わせる機会も多いですし、普段からチャットやSNSを介してメンバーの声が伝わってきますしね。
山岡
みんな「何か困ったことがあったらいつでも相談してね」と声をかけてくれるので、いつでも、誰にでも相談がしやすいのがうれしいです。
小西
これも全部「未経験入社」のメンバーが多いからだと思うんです。先輩も壁にぶつかり、成長してきたからこそ、私たちの想いや悩みやつまずくポイントをわかってくれている気がします。研修についてもそう。完全未経験者が“ちゃんと頑張ってみて、理解できるちょっと上”ぐらいにハードルを設定しているので、理解して終わりじゃなくてずっと成長していけるんですよね。こういうところが……うまいですよね(笑)。
──仕事のやりがいはどんなところに感じていますか?
山岡
以前担当していたプロジェクトで、会社内で使う認証プリントシステムや会議予約システムのOS構築を手がけたことがあります。いずれもセキュリテイ性の高いシステムですし、いまは自分自身がユーザーとしてそのシステムを使っていることを考えると、私たちの仕事が世の中の便利につながっていることが実感できます。そういうところが一番のやりがいですね。
中村
僕も仕事と社会の接点を間近で感じられるのがやりがいかな。特にお客様に誰もが知っている企業が多いので、その会社のサービスを使っている数え切れないほどのユーザーの存在を考えると、“いつもの暮らし”を支える仕事ができているのかなと、実感することが多いです。
山岡
企業規模が大きいと働きやすさにも直結するしね。コンプライアンスがしっかりしていて、残業の少なさや休みの多さ、カフェテリアがある会社も多いですし、就労環境が恵まれているプロジェクトが多いのもポイントかも。
小西
私は先輩の桑原と同じく、学校法人に常駐するSEとして、ネットワークの運用・保守をしています。ネットワーク機器やサーバのトラブル対応、メールの不具合に問い合わせ対応など、多岐にわたるお仕事を担当させてもらっています。何かしらの困りごとを抱えてご連絡いただくユーザーが多いため、ことを大きくせず、うまく対応できたときにいただく感謝の言葉はやっぱりうれしいですね。
──入社時の研修は、いまこうしてお仕事と向き合う上で活きていますか?
小西
研修期間は1~3カ月ほど。短期間に何度も何度も繰り返し覚え込ませていくので、私の場合、学んだ要点をまとめたノートは大学ノート8冊にもなりました。初めてのことを知識として蓄えていくのが嫌いじゃなかったので、全然苦じゃなかったですよ。
中村
それでもノート8冊はすごいなあ。好奇心が強い方、何か知りたいことがあったらすぐにスマホで検索したり、集中してそのことについて調べられる人なら大丈夫だと思います。
山岡
やっぱり学ぶこと、学ぶべきことが多いからね。「ここまで理解できたからOK!」ではなく、継続して勉強できる人は向いているんじゃないかな。
小西
転職を考えている方は、これまでの経験がエンジニアとしての“これから”に活きるポイントが絶対にあります。コミュニケーション力もそう、理論的に考える力もそう。私は料理人でしたから、みじん切りをする場合、ゆっくり時間をかけてでも、最初から丁寧にやった方が最終的に速くキレイだということがわかっています。
中村
たとえつたなくても、正しい向きに進んでいるかを確認しながら少しずつ前に進むことはできます。困ったらまわりの先輩たちがすぐに助けてくれますからね。ちょっとベタですけどやる気と適性があれば未経験でも必ずSEになれますよ。
小西
年齢も経験も関係ありません。学校時代から数えて飲食業界に10年近くいたような私でも、50社以上に断られた私でも立派にエンジニアしています(笑)。あきらめる前にぜひチャレンジしてほしいです。
山岡
受け身にならず、理解したことを“自分の言葉”としてアウトプットできる方であれば、過去の学歴・社歴は問わずに成長できると思います。ぜひ一緒にリューズを盛り上げていきましょう!